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しかし、理解はしてくれたらしく、
「じゃほら、立てるか?」
と脇を抱えられるようにして立たされました。
電車に入るまでは気付かなかったんですが、脇に廻された手が、私の乳房に当たっていて、反応のない私の様子で徐々に手を伸ばして来て、電車に乗り込んだ時に、しっかりと掴まれていて揉まれ始め、それで気がつきました。
しかし、意識が朦朧としている上に身体が思うように動かず、車内を連れ歩かされてて抵抗らしい抵抗ができないうちに、おっぱいを揉まれ続け、車両の半分位を占めている対面型のシートに座らされました。
普通のシートもあるのに、対面型のシートに誘導した事のは痴漢の狙いだったのでしょう。
席に座った時、無理矢理歩かされた事で疲れ、頭を低くしたくて、背もたれに寄り掛かる事をせずに、うなだれるようにしたので、男はそのまま私の乳房を弄び続けました。
「いや、やめて」
と言いましたが、やはり言葉にはならず、
「ううう…」
とか呻くだけの私に、
「何?苦しいの?じゃ今外してやるから…」
と意味をわざと曲解されてブラのホックを外されてしまいました。
確かに楽にはなりましたが、男はそのまま、シャツの下から手を入れて、背中から脇に廻り、緩んだブラをかい潜り、おっぱいを直に弄びにきました。
これはマズイ…という意識はありましたが、身体が自分の物ではないようなボヤっとした感覚で思う通りにならず、辛うじて首を振ったのですが、
「何?身体起こしたいの?」
と再び曲解され、上体を起こされました。
すると頭が上がったせいか、軽い貧血のようになり、意識が遠退いていきました。
微かな意識の中で、シャツの前をブラごとズリ上げられ、両方の乳房を剥き出しにされて弄ばれ始めたのを感じながら眠ってしまいました。
気がつくと、上体が横倒しになり、男にひざ枕されるようにして寝ていて、剥き出しにされた乳房を弄ばれ続けていました。
「ううぅ…」
うめき声を上げた私に、
「ん、起きたのかな?」
と、再び上体を起こされました。
朦朧とした意識の中で、男に乳首を吸われ、内股に手を差し込まれたのを感じました。
だらしなく開いた股に手を差し込まれ、一気に股間へと上がって来て、パンツ越しにクリトリスを嬲られました。
「んあ、あぁ…」
必死で声を出して拒絶しようとしましたが、顔を上げた男に唇を塞がれてしまいました。
今まで数え切れない位程、痴漢されてきましたが、首筋や耳たぶ等を舐められた事はあっても、唇を奪われた事はありませんでした。
股間の手は、パンツの縁をかい潜り、性器の中に指を入れられて嬲られ始め、舌を入れられたディープキスをされ、ボウッとした頭では、痴漢に凌辱されてるのか、彼氏といちゃついてるのか、混同しそうになりました。
それでも、痴漢されてるんだと首を降って拒絶の意を表しましたが、頭を振ったせいで目眩がし、窓側へ身体が倒れ、壁にもたれ掛かるようになりました。
すると男は、一旦私の身体から離れ、私の前にしゃがみ、両手をスカートの中に差し入れ、パンツの縁を掴むと、私の腰を浮かすように持ち上げながら、一気に引き抜き、足からも抜いて、自分のポケットにしまい、再び横に座って、私の唇を奪いながら、性器を嬲り始めました。
股を必死に閉じようとしましたが、男の手で簡単に押し広げられ、かなり奥深くまで指を挿入されて弄ばれました。
意識が半分なくても快感は感じ、絶頂にも達するものなんだと初めて知りました。
絶頂に近づくと拒否する力も気力も意識もなくなり、男のされるがまま受け入れてしまい、差し込まれた舌を反射的に、しゃぶったりしてしまいました。
この時、口に含まされたのが男の性器であっても、しゃぶってしまったのではないかと思います。
そして絶頂に達っし、更にぐったりとなった私の身体を弄び続けて男は降りていきました。
私の降りる駅の一つ手前でした。
私は何とか頭をはっきりさせ、肌蹴られた服を直し、電車を降りて自宅に帰りました。
冷たい夜風に当たり、少し酔いが冷めてきて、今までのが夢ではないかと思いましたが、弄ばれ続けて、じんじんとする乳房と、パンツを脱がされて穿いてないのを自覚し、痴漢に凌辱されてしまった事を痛感させられました。
痴漢には時間にして、三・四十分は弄ばれていました。
どこかに連れ去られなかっただけでも良かったと思うしかありませんでしたが、痴漢に唇を奪われたのも初めてなら、あれだけ乳房を弄ばれ続けたのも初めてでした。
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