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息子の同級生に悪戯

息子の同級生に悪戯

私の息子の同級生で、小学五年生のショウ君っていう子がいます。明るく活発な子で、まだまだあ
どけない男の子なんですが、なかなかのイケメン少年で私はその子にすっかり心奪われるものがありました。
そんなある日の土曜日、ショウ君が家に遊びに来た時の事です。夕方頃から突然雨が降り出し、私がショウ君を車で家まで送る事になりました。
 いつもは息子を介してしか関わる事のなかったショウ君と、わずかながらの時間の一時。私はすごく幸せな気分でした。しかし心寄せるショウ君と二人きりの車内において、私は内心、ただ単に可愛い男の子としてではなく、異性としてしだいに生々しい感情と衝動に駆られてしまいました。魔が差すというものでしょうか、こんなチャンスはもうないかもしれないと思うと、私の中で欲望は歯止め
が利かなくなってしまいました。
「ちょっと用事があるんだけど、寄り道してもいい?」
 私はそうショウ君に言いました。
「うん、いいよ」
 ショウ君は何ら疑う事なく応じてきました。



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うまく口実を作り、そのままショウ君の家とは全く違う方向へ車を走らせました。そして人気のな
い河原近くの広場に到着し、車を止めました。辺りは茂みが多く、簡単には人目に付く心配のない場所です。
 しかしさすがにショウ君も、そんな場所に連れてこられた事に対し不信を抱いた様子でした。
「おばさん、用事って何するの?」
 訝しげに問うショウ君。でも私はもう後に退く事が出来ませんでした。
「ねぇショウ君、私と少し遊ばない?」
「え?」
 意味を理解出来ないとばかりに、ショウ君はきょとんとしていました。
 私は意を決し、助手席に座るショウ君の股間へ手を伸ばしました。
 ショウ君にとってみれば、まさに予想外の事だったでしょう。声すら出せないといった様子で表情
を強張らせ、固まってしまいました。
 そんなショウ君の股間を、私は黙ったまま弄っていきました。
「おばさん、やめてよ・・・」
 そう言ってくるものの、ショウ君の声はあまりに弱々しいものでした。私からの思いもしない行為
にすっかり圧倒されてしまったのでしょう。いつも元気で明るい男の子が、その時はすっかり萎縮し
きっていました。
 しかしそれでもやはり、ショウ君も男の子でした。私が触るその股間は、ほとんど時間を要する事
なく、急速に硬くなっていったのです。
 ショウ君の下半身の反応は、私をますます心昂らせていきました。

「あらあら、カチンコチンね。ショウ君のここ、どうしちゃったの?」
 わざと私は、そんな問いを意地悪っぽくしました。
 ショウ君は何も答えられないとばかりに、俯き黙り込んでしまいました。恥ずかしさで一杯といった様子で、顔を真っ赤にさせていました。ショウ君には悪いですが、私はその姿がこの上なく可愛く思えてなりませんでした。
「ねぇ、ショウ君のおちんちん見せてくれない」
 私のそんな求めに、ショウ君は驚きました。
「やだよ、恥ずかしいから・・・」
 当然の反応でした。
 それでも私は諦める事なく、ショウ君の耳元で色っぽく囁きました。
「おばさん、ショウ君と色々エッチな事がしたいの」
 ショウ君はハッとした表情をしました。無垢な彼も、ようやくこの状況と私の意図を察したらしく、一気に緊張した面持ちになっていきました。
 私は勢いに乗り、ショウ君のズボンを脱がしにかかりました。
 しかしショウ君が抵抗する事はありませんでした。
私はショウ君のズボンとその下のトランクスを膝の下まで一気に引き下ろしまし
た。ショウ君はすっかり、私のされるがままとなっていたのです。
 ショウ君の勃起したペニスが、曝け出されました。
 未だ無毛ではありましたが、それはまさしく子供のおちんちんではなく、男の器
官として逞しくそそり立っていました。
 私はうっとりし、しばらくそのショウ君のペニスに魅入ってしまいました。
 ショウ君はショウ君で、そんな部分を晒されているという状況に耐えられないと
いった様子で、大きく顔を横に向け、今にも泣きそうなばかりにギュッと強く目を閉じていました。
「触ってもいい?」
 私はショウ君に求めました。
 しばらく黙ったままのショウ君は、やがて声を発する事なく、わずかに頷いてきました。
 私はショウ君のペニスを掴みました。熱く硬いその感触に、私はもうどうにかなってしまいそうでした。苦しいまでに鼓動が高鳴る中で、それでも平然さを装いつつ、ショウ君のペニスを扱いていきました。
 最初はひたすら恥ずかしさに耐えるだけといったショウ君でしたが、私にペニス
を扱かれ続ける内、しだいに彼の呼吸は荒く激しくなっていきました。それにとも
ない、私に手の中でショウ君のペニスも、ビクビクと元気よく脈打ってきました。
ショウ君が興奮し始めている事が分かり、私は大きく満足しました。
「どんな感じ?」
 私はそうショウ君に問うてみました。
「何ていうか・・・その・・・変な感じが・・・」
 上手く言葉で表現出来ないといった様子で、ショウ君は困惑していました。それ
でも私からの刺激に、ショウ君はもどかしそうに腰をモジモジさせてました。

私はさらに活発にペニスを扱いていきました。
 しかしその時、突然ショウ君が私の伸ばした手を掴み、行為を止めてきたのです。
「待って、おばさん!それ以上されると、オちッコが出ちゃいそうだよ」
 切羽詰まった声でショウ君は言ってきました。
 私はそんなショウ君の言葉に、この子がまだオナニーや射精というものを知らないのだという事を、再確認させられました。穢れを知らない純真無垢な少年に対し、今私は許されざる悪戯をしている。それは罪悪感よりも、むしろゾクゾクする様な昂りとなって、私をさらに大胆にさせていきました。
「大丈夫、それはオちッコじゃないから」
 私はなだめる様にそう言うと、そのままショウ君のそそり立つペニスを、衝動の
突き進むがまま口へと咥え込みました。
 私の行為はこれまで以上に衝撃的だったのでしょう。ショウ君はもう息をする事すら忘れたとばかりに、唖然となっていました。
 私はとしても、そんな行為に慣れている訳ではありませんでしたが、それでも一心不乱にショウ君のペニスを口で扱き、舌を絡ませ刺激していきました。
 やがてショウ君の身体が、グッと過剰なまでに力み出しました。
「出る・・・出ちゃう・・・!」
 引き攣った様な声を上げてきた瞬間、私の口の中でショウ君は初めての射精へと導かれたのです。
 溢れ出る精液を、私は躊躇なく全て飲み干しました。
 射精を終え、ショウ君は一気に脱力して茫然自失となっていました。
「どうだった?」
 しばらくして、私はそう問い掛けました。
 私の声で放心状態だったショウ君はようやく我に返ったとばかりに、あわててズボンを穿き直してきました。冷静さを取り戻したばかりとあってか、ショウ君はこの上なく気まずそうな様子で涙目になっていました。

 その後、私は再び車を走らせ、今度こそショウ君をちゃんと家へと送りました。
その間の車中、ショウ君はどうしていいのか分からないといった様子で一言も発する事なく黙り込んでいました。
 やがて車は、ショウ君の家の前まで到着しました。
「さっきみたいな事、またして欲しかったらいつでも言ってね」
 別れ際、私はそうショウ君に言いました。
 ショウ君は気恥ずかしそうに頷くと、そのまま逃げる様に家へと入っていきました。
 
息子の同級生であるショウ君と私との間に何があったのか、それは前回お話しした通りです。今回
は、私にとってその夢の様なショウ君との想い出となった日から、しばらく月日が流れた時の話で
す。今回は前回以上の長文になってしまいますが、もしよろしければお付き合いください。
 あの日以来、ショウ君から全く音沙汰はなく、かといって彼の様子を探ろうにも、学校の話題と恰
好つけ息子にさりげなく聞く以外に術はなく、私は彼への欲求と不安を抱えつつ、悶々とした日々を
送っていました。
 そんなある七月下旬の事です。
 その日は平日の水曜日でしたが、世間の子供達は夏休みに入っていました。息子は地元の少年サッカーチームに入団していたため、午後から練習で家を出ていました。当然夫は仕事で朝からいず、自宅には私一人が残っていました。私は普段、近所にある小さな飲食店で働いているのですが、水曜日は定休日で休みになっていたからです。
 午後、家事を一通り終えて一息就こうとしていた時、突然玄関のチャイムが鳴りました。
 誰が来たのかと、特に気を払う事なく玄関へ出た私は我が目を疑いました。
 訪問者は、あのショウ君だったのです。あの日以来、一切連絡も姿も見せなかったショウ君が目の前に立っている事に、私は驚きと喜びを同時に抱かずにいられませんでした。
 動揺する気持ちを必死に抑え、私はショウ君に尋ねました。
「あら、ショウ君どうしたの?」
 あえて素知らぬ風に私はショウ君に問いました。
「あの・・・その・・・」
 普段は人懐っこく陽気な性格の男の子なのですが、この時のショウ君は恥ずかしそうにモジモジするばかりで、訪問の理由は全くハッキリしませんでした。
 しかしそんなショウ君の態度こそ、わざわざ一人で家へとやって来た彼の意図が何であるのかを、
私に確信させるものとなりました。それにショウ君も息子と共に少年サッカーチームに所属してお
り、本来なら今頃は練習に参加してグラウンドを元気に駆けているはずでした。それがこうして今、
私一人しかいない家へとやって来たのです。
 あんな事をしてすっかり嫌われてしまったのではないかと、不安に苛まれていた日々から一転、目
の前で恥ずかしそうに立っているショウ君を見ながら、私は思わずほくそ笑みそうになってしまいま
した。
「今日はサッカーの練習じゃないの?あの子はもうとっくに行ったけど?」
 それでも私は、あくまでも友人の母親としての姿と姿勢でショウ君に問いました。
 そんな私のとぼけた態度に、ますますショウ君は困ったといった様子になっていきました。
「おばさん・・・今日俺、練習休んだんだ・・・」
 まるで悪戯を問い質される子供の様に、ショウ君は伏目がちに小さな声で答えてきました。
「どうして?」
「・・・・」
 私の淡々とした態度に、ショウ君はすっかり参ってしまった様でした。俯いて黙り込み、ギュッと
唇を噛み締めていました。ショウ君にしてみれば、この上なく気まずい空気の時間の中に晒されていた事でしょう。それでもなお健気に私の前に立ち続けるショウ君の姿が堪りませんでしたが、さすがにこれ以上は可哀想だったので、私はショウ君をリビングに通しました。

 リビングへショウ君を通し、私は彼をソファーに座らせました。
 そんな私に対し、ショウ君は「今日も暑いよね、ホント夏はだるいよ」とか、何気ない話をしてく
るのですが、実際は緊張でガチガチになって落ち着かないでいる様子が丸分かりでした。子供らしい下手な強がりに思わず吹き出しそうになったのですが、それでもなお必死に虚勢を張ろうとしている
ショウ君が、私にはとても可愛く見えてなりませんでした。
 私はそんなショウ君にお茶を出し、彼の横へ座りました。
 私が真横に座ると、ショウ君はますます緊張の度合いを強めていくのが分かりました。
「で、わざわざ練習を休んで、どうして家に来たのかな?」
「だって、おばさんが・・・」
「私が何?」
「またああいう事、して欲しかったらいつでもしてくれるって・・・」
「何をして欲しいの?」
「ふざけないでよ、あの時の事だってば!」
 いつまでも私がとぼけていたため、さすがにショウ君も耐えきれなくなったとばかりに、顔を真っ
赤にさせて叫んできました。
「フフ、ショウ君またああいう事して欲しいんだ?」
 ついに私も、ショウ君に核心を問いました。
 するとショウ君は、私から逃げる様に視線を逸らせつつも、黙って頷いてきました。
 私という存在よりも、単に私から教えられた性的な快楽をショウ君は忘れられず再び求めにきただけかもしれませんでした。それでもショウ君がまたそのために私の元へと来てくれたのだという嬉しさを感じると共に、これ以上冷静さを装い続ける事がさすがに限界に達してきました。その愛らしい存在を目の前にし、私もいよいよ興奮の昂ぶりが抑えられなくなっていたのです。
 隣へ座るショウ君へ、私はさらに身を寄せました。意図的に、ショウ君の肩の辺りへ胸が軽く触れ
る様に迫ったのです。
 いよいよショウ君は声すら発せられないといった様子で、顔を深く俯け硬直してしまいました。
 私はそんなショウ君の下半身へ、視線を下ろしてみました。
 するとすでに、ショウ君の穿くズボンの股間部分は、布地を大きく盛り上がらせていたのです。誰
が見ても、ショウ君の状況が明らかでした。
 私はあの時の様にショウ君へ手を伸ばし、その股間へと手を置きました。案の定、すっかりカチン
コチンになっていたその感触と熱を感じながら、私は撫で擦る様に手を動かしていきました。
「ああ・・・」
 ビクッと身体を震わせてきながら、ショウ君はか細い声を漏らしてきました。そして元気よく、ビ
クンビクンとペニスがズボンの中で跳ねているのが分かりました。
 あの時、私からされている事の訳が分からず、ただただ恥ずかしさに耐えるだけだったショウ君で
したが、今やすっかり大人の快楽を知りその虜となったとばかりに、恍惚の表情を浮かべ、私に身を委ねていました。それどころか、私からの刺激が物足りないとばかりに、自ら積極的に腰を捩じら
せ、私の手へと股間を擦り付けてくるのでした。
「ショウ君、あの日からはこうやって、自分でここを触ったりして遊んでるんじゃない?」
 私は何気に、そうショウ君に尋ねてみました。
 するとショウ君は、露骨に戸惑った様子になりました。その動揺が、むしろ答えを言っているのと
同じでした。
「してるんだ」
 私からの指摘に、観念したとばかりにショウ君は頷いてきました。
「そっかぁ。どうやってしてるのか、おばさんに見せて欲しいな」
「やだよ、そんなの!」
 何気なく言っただけのつもりでしたが、ショウ君は過剰に拒絶を示してきました。それどころか、
すっかり涙ぐんでしまったのです。
 そんなショウ君の予想外な反応に、私も驚きました。

「どうしたの、ショウ君?」
 訳を聞き、私は繊細な年頃であるショウ君の苦悩を思い知らされ、そしてその原因が私であるのだという事に、少なからず罪悪感を覚えずにいられませんでした。
 私の思った通り、あの日初めて射精の快感を知ったショウ君が、オナニーを覚えるまでさほど長くはありませんでした。しかしまだまだ成長途上の未熟な心であるショウ君にとって、例え一人でこっそりする行為であっても、自分のおちんちんを弄り快感に耽るといった事に対し、この上ない恥ずかしさと惨めさ、そしてそれでもやめる事が出来ず、結果的に毎晩のようにしてしまう自分に対し激しい自己嫌悪を抱いていたのです。まだまだ性の知識が乏しいショウ君は、オナニーというもの
を自分だけが思い付いた独自の恥ずべき行為だと思っていた様です。ショウ君が私の元へ再び訪ねてくれたのも、当然あの日の事が忘れられなかったというのもありますが、その悩みについて私に相談したかったという事もあったからでした。
 考えてみれば、おそらく周りの友人達の中で誰よりも早くショウ君はオナニーを覚えたのでしょう。まだまだ性に目覚る事のない無邪気な他の友人達に相談出来る
内容ではありません。その悩みを打ち明けられる相手は、当事者である私しかいなかったのです。
 それだけに私は、決してオナニーをするのが異常な事ではないのだと、ショウ君に理解させるべく努めました。
「ショウ君、大人の男は誰だってそういう事をするの。それが自然な事なんだか
ら、そんなに気にする事じゃないのよ」
「ホントに?」
 それでもまだショウ君は、半信半疑といった様子でした。
「ホントよ。ショウ君は少しそういう事を覚えたのが早かっただけ。オナニーって言ってね、男の子は成長すると誰だってそういう事をするの。ショウ君がそれをするって事は、子供から大人に成長してるっていう証拠なのよ」
 大人への成長という言葉は、学生のショウ君にとって関心を呼ぶものだった様です。それまですっかり悩んでしまっていたショウ君も、ようやく安心し始めた様子になっていきました。
「それにね、私だってそういう事をするんだから」
 あえて私がそう告白すると、ショウ君はとても驚きました。
 事実、私はこれまで何度となくショウ君への淫らな想いを抱きながら、オナニーに耽っていました。あの日以来、それはいっそう増すばかりだったのです。
 その時、私の中でピンと閃くものがありました。
「嘘だと思ってる?じゃあショウ君がそういうのをするところを見せてくれたら、
私もショウ君に見せてあげる」
 私はそんな交換条件を、ショウ君に提示しました。一見して爽やかで無垢なショウ君からはとても想像出来ないだけに、そんな子があられもない姿でオナニーをしているのかと考えると、それを見てみたいという好奇心が急速に膨れ上がってしまったからです。
 しかしショウ君にしてみても、私のそんな淫らな行為を見られるというのは魅力的だった様です。しばらくは渋る態度をしていたショウ君も、私の積極的な求めに対し、ついに了承してくれました。
 そしてショウ君は一度ソファーから立ち上がると、私の見ている横で、穿いていたズボンを脱いできました。
 ズボンを下着ごと引き下ろしたと同時に、それまで布地に押さえ付けられていた反動とばかり、ショウ君の勃起したペニスが飛び出してくる様に勢いよくピンと反り返って、その姿を露わにしてきました。
 私にとって二度目の光景です。しかしショウ君のペニスを見た瞬間、私はハッと息を呑みました。前回、子供らしく包皮が全体を覆っていたショウ君のペニスは、今や亀頭がすっかり剥き出しの状態になったものへと姿を変えていたのです。(昔、美形の男性は包茎が多いという噂を聞いた事がありましたが、その懐疑は一気に消え去りました)ショウ君なりに様々な葛藤を抱いていたのでしょうが、それはまさしく何度となくペニスを弄り続けていた結果を物語るものでした。
「そんなにジロジロ見ないでよ・・・」
 私からの視線に、ショウ君は堪らないとばかりに言ってきました。
 しかしそんなショウ君の姿が、私には滑稽に見えてなりませんでした。恥ずかしそうに縮こまっているショウ君でしたが、その見られて堪らない肝心の部分は、まるでその存在を誇示せんばかりに元気よくそそり立っているのです。何ともちぐはぐな光景でした。
「さ、私に見せて」
 私はそんなショウ君を、次のステップへ促しました。
 私の求めに応じ、ショウ君は再びソファーへと座ると、露わとなったペニスを自らの手で掴み、目の前で扱き始めました。
 最初こそ、私に見られながらそんな行為をするとあって、ショウ君は恥ずかしさを堪えて無理矢理ペニスを擦っているだけといった感じでした。それでも時間が経過するにつれ、しだいにショウ君は顔を紅潮させて息を荒げ、興奮が昂ぶっていくのが分かりました。そして私が横にいる状況で、すっかりショウ君はオナニーに没頭していったのです。
 その光景に、私はしばらく魅入ってました。しかし当然ながら、私はそんなショウ君の姿をただ見ているだけで満足出来る訳がありませんでした。しだいに私自身も、股間が熱く疼いていく感覚が急速に高まっていったのです。
 欲情していく私に躊躇いはありませんでした。無我夢中でペニスを扱き立てているショウ君の横で、私もまた下着を下し、スカートをたくし上げたのでした。

 すでにすっかり濡れていたアソコへ、私は指を添わせました。そしてショウ君のいる前で、私もまたあられもない姿を彼へと曝け出し、オナニーを始めたのです。すっかり理性は吹き飛んでしまっており、私はショウ君の扱かれるペニスに釘付けとなって、アソコを無我夢中で弄り続けました。
「ショウ君、見て、私を見て!」
 淫らな声を発しながら、私はショウ君にそう訴えていました。
 しかしそんな事を言うまでもなく、ショウ君はしっかりと私の姿に魅入ってくれていました。そしてそんな私の姿に煽られる様に、いっそう激しくペニスを扱いていました。
「ショウ君、女の人のアソコがどんなのか、見た事ある?」
「ううん」
「そう、じゃあ見せてあげようか?」
 私のその言葉に、ショウ君の瞳は爛々と輝きました。
 ソファーに座ったまま、私はさらにスカートをたくし上げ、大きく脚を開脚しました。
 するとショウ君は、すぐさま私の正面に身体を移動させてき、床へと跪く姿勢で私のアソコを覗き込んできたのです。
「すごい・・・」
 絶句する様に、ショウ君は呟いてきました。
 何も知らない男の子にとって、初めて見る女のアソコはどんな風に映った事でしょうか。ショウ君にとってそれは衝撃的な光景であったらしく、私のアソコへ視線は釘付けとなりつつも、すっかり茫然自失といった感じになっていました。
 私は私で、ショウ君の透き通った瞳がアソコへとしっかり向けられ、もうそれだけで痺れる様な感覚が全身を駆け巡っていきました。見られているという恥ずかしさが、苦痛どころかむしろ快感なって私をより激しく興奮させていくのです。そ
れは私にとって初めての感覚でした。
「ショウ君、もっと見て!」
 私はショウ君の視線を感じながら、オナニーを再開させました。右手でアソコを、そして左手はシャツの中へと差し込み胸を、それぞれ夢中で弄っていきました。その時の私は、もう妻や母としてどころか、一社会人としての良識すら完全にかなぐり捨て、ひたすら快感を求める淫らな女の姿となっていました。
 その間、ショウ君は瞳を潤ませ、卒倒しそうなくらいに呼吸を荒げながら、私の姿を食い入る様に見つめていました。そして今にも破裂してしまいそうなくらいにまで怒張したペニスを、ショウ君は私と向き合いながら扱いていたのです。
「ああん・・・いい、いいわ・・・」
 すっかり濡れた私のアソコは、指を動かすたびにクチュクチュと淫靡な摩擦音を発生させていました。そしてショウ君のペニスもまた、その頃には先走りの雫が亀頭から溢れ出し、糸を引きながら床へと垂れていました。
「おばさん・・・すごくエロい・・・」
「ショウ君にだから、こんな姿を見せてるんだからね。ショウ君が大好きだから」
「俺も、おばさんの事大好きだよ」
 互いに気持ちを吐き出すように訴えながら、私達は絶頂へ達しました。
 まず最初にショウ君が、一気に精液を噴出させてきました。この前より量も勢いも格段に増して、私の太股や膝にまで飛び散ってきたのです。
「気持いい、すっげぇ気持ちいい!」
 精液が噴き出す中、最後の一滴まで絞り出さん勢いでなおもペニスを激しく扱き立てながら、ショウ君は快感に浸りきっていました。そこにはもう、爽やかなサッカー少年の面影はなく、どこか哀れさすら感じさせるくらい、欲望に翻弄されてしまった少年の姿がありました。
 そんなショウ君の姿にうっとりしながら、私もまた彼の前でイッたのです。オナニーでこれ程まで至福の快感に包まれたのは、これが初めてでした。

 しかし幸福は束の間でした。絶頂を終えてお互い冷静を取り戻すと、これでもかというくらいに痴態を曝け出した事に対し、私達はこの上なく重苦しい空気の中に沈んでしまいました。今更ながら、さすがに羽目を外しすぎたと、深く後悔せずにいられませんでした。
「おばさん、俺もう帰るよ・・・」
 年若いショウ君は私以上に辛そうな表情でそう言いながら、さっさとリビングから玄関へと出て行ってしまいました。
 私達は互いに目も合わせられず、その日は別れたのでした。

せっかくショウ君から訪ねて来てくれたというのに、結果的に極めて気まずい別れ方をしてしまっ
たため、またしばらく私達は音信不通の状態となってしまいました。
 私としても、さすがにあの時の事は反省してならず、ショウ君には会わせる顔がありませんでし
た。それでも私は、このままショウ君との関係が後味悪く消滅してしまう事だけは嫌でした。どうし
たものかと考えはするものの、日だけが虚しく過ぎ去っていきました。
 そのまま半月が過ぎた頃でしょうか、私もさすがにこれ以上何もせずグズグズしている事が耐えら
れなくなっていました。ショウ君がまた来てくれるという確信もなく、ただ相手が来るのを待ってい
るだけという訳にもさすがに今度はいきませんでした。私はこちらから、ショウ君に連絡をする決意
をしたのです。

 ショウ君に直接連絡をする方法を考えるのは容易でした。出来ればこんな真似はしたくなかったのですが、私はある日の夜、息子がお風呂に入っている隙に、彼の持つ携帯を盗み見しました。案の定、そこにはショウ君の電話番号とアドレスが登録してありました。すぐに私はそのアドレスと番号を控え、自分の携帯でショウ君にメールを送ったのです。
『沙耶です、いきなりこんなメールを送ってごめんなさい。あの日の事は私も反省しています。だか
らもう一度会ってじっくり話しがしたいの。何でもいいんで返信お願いします』
 私はそんな内容のメールを送りました。
 メールを送った後、私はこの上ない不安で一杯になりました。返信が来ないのではないかという恐
れ以上に、返信があったとしても、ショウ君が私と会う事を拒絶してくるという可能性も十分にあっ
たからです。私のあんな淫らな姿を見て、ショウ君が大きなショックと失望を持ったとしても、全く
不思議ではありませんでした。
 そんなやきもきした気持ちを抱く中、送信して十分もしない内に、ショウ君から返信のメールが届
きました。意外にも早い返事に私は驚きました。
 心の準備を整えるため、携帯の受信ボックスを開けるまで多少の時間を要しました。しかしやがて
私は覚悟を決め、メール内容を確認しました。
 ショウ君からのメールは以下の内容でした。
『俺もまたおばさんと会いたいです。出来れば、明日でもいいですか?』
 そんなショウ君からのメールに、今までの不安は一気に消え去り、私は飛び上がりたい気分でし
た。私は心躍らせ、すぐさまショウ君に了承の返信をしました。そして待ち合わせ場所と時間を伝え
たのです。

 夏休み中とあり、ショウ君が平日でも比較的自由な立場にいるのが幸いでした。私はその日仕事だったのですが、親戚に不幸が出来たからと誤魔化し、二時には仕事を切り上げ帰らせてもらいました。正直、その日はショウ君と会う事で頭が一杯で、とても仕事どころではありませんでした。
 そのまま仕事先から直接、私は車でショウ君との待ち合わせ場所に向かいました。
 しかしそれでも私は、ショウ君と会う事に細心の注意を払いました。ショウ君には電車でとある駅
まで移動し、そこで待っているよう予め指示しておいたのです。ある程度地元から離れた場所で落ち合う事で、私達の密会が知人に目撃されるというリスクを少しでも減らすためでした。
 目的の駅に到着すると、すぐにショウ君の姿を確認出来ました。
 久しぶりに見たショウ君の姿に、私はもうそれだけで平静を失いそうになりました。しかしそれで
も私は、誰が見ているという訳でもありませんでしたが、電車で帰って来た息子を迎えに来た母親と
いう風を装い、ショウ君を車に乗せました。そして駅から、再び車を発進させたのです。

 車内にて、私はショウ君があの日以来どんな気持ちで過ごしていたのかを知りました。ショウ君も
また、私と同じように悶々とした日々を送っていたそうなのです。
 あの日、後味の悪い終わり方をしてしまったため、その後私に会う事をショウ君は躊躇っていたの
でした。それだけに私からメールが来た時は非常に喜び、居ても立ってもいられなかったとの事でし
た。すっかりショウ君に嫌われてしまったのではという、私の不安は完全に取り越し苦労でした。
 ようやく気が楽になった私達は、どこに行くという訳でもありませんでしたが、しばらく車を走らせドライブを楽しみました。
 私達は最初、最近ハマっている事は何か、友達との間では何が流行っているのかなど、どうでもい
い世間話といった感じの会話をしていました。最初は緊張して言葉数の少ないショウ君でしたが、すぐに私と二人きりという車内の空気にも慣れてきてくれたらしく、やがてはリラックスしたムードで
会話は円滑に進んでいく様になりました。
 しかし私もショウ君も、単なるドライブデートで満足する訳がありませんでした。私はショウ君と
久しぶりの対面だけに、彼が横にいるというただそれだけで、もう身体が疼いて仕方ありませんでし
た。
 ショウ君も時間が経つにつれ、これからどういう展開になるのだろうといった様子で、どこかソワ
ソワし始めていました。
「ショウ君、どこか行きたい場所とかある?」
 やがて私は、そうショウ君に問いました。
「どこでもいいよ」
「じゃあ、ラブホテルにでも行こうか」
 軽い冗談で、私はそう言いました。
 するとショウ君は、一気に表情を強張らせてきました。
「いいよ、そこでも」
 私に対する強がりとばかりに、ショウ君は動揺を隠す様に答えてきました。
「へぇ、そういうホテルが何をする場所なのか、ショウ君はもう知ってるの?」
「馬鹿にしないでよ」
 ムッとした表情で、ショウ君は言ってきました。必死に大人ぶろうとしてはいたものの、私からそ
んな提案を受けて以降、明らかにショウ君は落ち着かない様子になっていました。
 クスクスと、私がそんなショウ君の姿に思わず笑ってしまうと、心外だとばかりにますます彼は不
機嫌になっていきました。
「別に俺、ビビってなんかいないから。ただ、今そんなに金持ってないから、そこの料金とかどうし
ようって心配してるだけだから」
 取り繕う様に、ショウ君は言ってきました。
 私としては、それがいっそう滑稽に感じてならなかったのですが、さすがにショウ君のプライドを
傷付けるのも可哀想だったので、私は彼をなだめました。
「冗談よ、冗談」
「別に俺は行ってもいいよ。そういうの気にしないから」
 なおもショウ君はムキになって反論してきました。
「そう、じゃあまた今度ね。私も今日、そんなに手持ちがないから他の場所にしましょ」
 そう言いながらも、本当にどこに行くべきか迷いました。いくら何でも学生の男の子を連れてラ
ブホテルへ行くのはまずい気がしてなりませんでした。そういう所はホテル従業員と顔を合わせる事
なく受付や支払いなどが出来ますが、それでも出入り口などに設置された防犯カメラに私達の姿が映る事を恐れたのです。体格や容姿といい、ショウ君は幼すぎとても誤魔化しがきくものではありませんでした。かといって、その日は息子がいたため自宅へショウ君を連れて行くのも無理でした
 やがて、私がどうすべきか迷っているのを、ショウ君も察してきた様でした。
「別に俺、この車の中でもいいよ・・・」
 気恥ずかしそうに、ショウ君は言ってきました。
 その提案に、異議はありませんでした。
「じゃあ、あの河原に行こうか?ショウ君との初めての場所に」
 私の言葉にあの時の記憶が思い起こされたのか、ショウ君はやや顔を赤らめながら頷いてきまし
た。
 そして私は、またあの場所へと車を走らせたのです。

やがて、私達は河原へと到着しました。そしてあの時と同じ場所に、車を止めました。
 その頃にはすっかりショウ君は黙り込んでいました。そして車が目的地で停車す
ると、いよいよだとばかりに、ショウ君は一回大きく深呼吸をしてきました。
 私は辺りに人気がない事をしっかり確認し終えると、密室の車内というショウ君との濃密な空気の中で、急速に欲求への自制が利かなくなっていきました。
「今日は、どういう事をしたい?」
 私はそう問いながら手を伸ばし、ショウ君の気持ちを煽り立てる様に、太股の辺
りを撫で上げました。
「別に・・・何でもいいけど・・・」
 必死に怯んだ姿を見せまいとしている様でしたが、すでにショウ君の緊張は相当なものらしく、額から汗が噴き出しているのが分かりました。
「そう、じゃあ私に任せてくれる?」
 私がそう言うと、ショウ君は頷いてきました。
 全てのお膳立てが終わると、私の中でショウ君と会えなかった間の溜りに溜っていた欲求が一気に爆発する形となりました。当初はこの間の反省から、落ち着いて事を進めていこうと考えていたのですが、ついつい衝動を抑えきれなくなり、私は助手席に座るショウ君へ、身を乗り出して覆い被さる様に身体を密着させました。
「あっ・・・!」
 いきなり私が大胆になった事でビックリしたのか、呻く様な声をショウ君は発してきました。しかしそのまま、ショウ君は微動だにしなくなりました。
 私はショウ君の体温を一身に感じながらも、その身体が見る見る強張っていくのが分かりました。
「今日はたっぷり、ショウ君に色んな事を教えて上げるからね」
 ショウ君の耳元で、私はそう甘い声で囁きました。
自分で言っておきながら、随分と安っぽい誘惑のセリフだと、思わず苦笑したくなりました。しかしショウ君にとっては十分に刺激的だったらしく、どんどん息を荒くさせていき、それに伴い密着する身体から、彼の胸郭が活発に収縮する感覚が伝わってきました。
 私はそんなショウ君の頬に、軽くキスをしました。
「っ・・・!」
 ショウ君はその瞬間、思わず発しそうになった声を、寸前のところで押し殺したといった感じでした。
「そういえば私達、キスした事まだなかったよね」
「・・・・」
「しよっか?」
軽い口調で投げた私の言葉に、ショウ君はゴクリと生唾を飲み込んだらしく、喉仏が大きく揺れました。
「うん・・・」
 やや間を置いて、引き絞る様な声でショウ君は答えてきました。
「ショウ君は、女の子とキスした事あるの?」
「別にそんな事、どうでもいいじゃん」
 答えをはぐらかすショウ君でしたが、どうも私に対して見栄を張っている様にしか見えませんでした。
 ただショウ君の容姿を見る限り、さぞ学校の女の子達の関心を集めている事だろうと容易に想像出来ました。今までショウ君が異性に対して無自覚だったというだけで、例え私とこんな関係にならなかったとしても、そう遠くない将来に彼女も出来、早い時期に色々と経験を済ませていた事でしょう。私は何気にそんな思いを巡らせていました。
 そんな事を考えている内に、いつしかショウ君と同年代の女の子達に年甲斐もなく対抗心を燃やしている自分に気付き、私は恥ずかしくなりました。
 私は気を取り直し、ショウ君の両頬に手を置きました。
「じゃあ、いい?」
 強張った表情で、ショウ君はぎこちなく頷いてきました。
 キス自体は、緊張でガチガチのショウ君に対し、私が一方的にその唇を奪うという形になってしまいました。それでもショウ君のファーストキスの相手となった事に、私はこの上ない嬉しさを抱きました。
 キスを終えると、ショウ君はすぐさま私の視線から逃げる様に、赤らめた顔を背けてきました。
 そんなショウ君の柔らかな唇の感触が、いっそう私の中で衝動を昂ぶらせていき
ました。考えるよりも先に、私は欲望のままさらに大胆な行為へ突き進んでいったのです。
 私はショウ君のシャツの裾を掴み、一気にたくし上げました。
 肌を曝け出され、ショウ君は一気に困惑の様子になっていきました。
 ショウ君の身体は、いかにも成長期以前といった感じで、一見すると華奢で中性的な体格でした。それでもサッカーで鍛えているだけあって、スラリとした身体のラインと、無駄なく引き締まったその肉体に、私は惚れ惚れするものがありました。
 そして私は、そんなショウ君の胸肌へと手を伸ばしました。
 私が肌を軽く撫でると、ショウ君はグッと身体を力ませてきました。
 そんなショウ君の胸へ、私はそのまま顔を埋めていきました。そしてショウ君の可愛らしいピンク色の乳首へ、軽く唇を押し当てました。
 その瞬間、ショウ君はビクッと身体を震わせました。
「くすぐったいよ・・・」
 今まで黙って私のされるがままになっていたショウ君でしたが、さすがに堪らないとばかりに言ってきました。
 しかし私はそんなショウ君の言葉を無視し、今度は舌先をその乳首へと添わせま
した。
「あっ・・・ちょっ、そこだめだってば・・・!」
 甲高い声を発し、身震いする様な反応をショウ君は示してきました。
 私はそのまま、くすぐる様に舌先で刺激を加えていきました。
 そんな私の舌から逃げる様に、ショウ君は大きく身を捩じらせていました。
「ショウ君、敏感なのね」
 すっかり悪ノリしてしまい、私はショウ君の胸を撫で回しつつ、今度は首筋へと舌を添わせました。
「んぁっ・・・!ホントにやめてって、頼むから」
 面白いくらいに、私からの刺激にショウ君は反応してきました。
「へぇ、もうやめて欲しいんだ?帰るの?」
「そういう事じゃなくて・・・」
「どういう事かな?」
 私はそのまま、ショウ君の身体のあちらこちらを手や口を使って愛撫していきました。
初めてという事もあったのでしょうが、ショウ君は性感帯に敏感でした。私からの刺激に、ショウ君は何度も身体を震わせ、苦悶にも似た表情を浮かべてきました。
 そんな中、私はあえて股間部分にだけは手を伸ばす事をしませんでした。当然ながら、すでにショウ君の股間は大きく膨れ上がっていました。その部分を見るだけで、私は欲情を掻き立てられてならなかったのですが、努めてその部分を無視したのです。
「お願いだから、ここを・・・」
 ついにショウ君は耐え切れなくなったらしく、自らの手でズボンを引き下ろしてきました。
 勢いよく、勃起したペニスが飛び出してきました。
 私はショウ君の身体を愛撫しつつも、肝心のペニスに対しては、指先で軽く撫でるといった程度の刺激しか加えませんでした。
 そんな私のやり方にまるで抗議でもする様に、激しくペニスは跳ねてきました。
「やめて、いやだって・・・!」
「いやなら、もう終わろうか?」
ショウ君は激しく頭を振ってきました。
「違うってば!お願いだから、ちゃんと気持ちよくさせてよ!」
 泣きそうな声で、ショウ君は訴えてきました。
 ショウ君にとっては、まさに生殺しといった状態だったでしょう。しかしその時の私はそんなショウ君に対して、悪戯心というか加虐心というか、そんな感情を掻き立てられてならなかったのです。
 それまでの私は、夫とのセックスでいつもされるがままの立場であり、それが当然だと思っていました。しかしショウ君との間で初めてリードし主導権を握る立場となった事で、私はこの上ない優越感を抱きました。極めて歪んだ感情かもしれませんが、穢れを知らない美少年をまるで犯しているかの様な今の状況に、私はゾクゾクする程の興奮と悦びを覚えていました。

 今回は、夏休みも終盤を迎えたある日曜日の話です。
 その日、息子やショウ君が所属するサッカーチームは、他市のチームとの間で試合がありました。
場所は近所の市民公園のグラウンドで、他の母親仲間と共に私は観戦しに行きました。
 私が来た時には、すでに試合は始まっていました。試合とあっていつも以上に少年達は真剣な面持ちで、ボールを追いグラウンドを駆け巡っていました。私の息子とショウ君も、その時の試合にはレギュラーとして出ていました。
 いつもなら、息子の活躍を必死に応援するところなのですが、その時の私はついつい息子ではなくショウ君に目が行きがちになっていました。ユニホーム姿で必死にボールを追いかけるショウ君の姿は、普段とは違うワイルドな面があり、子供ながらも何とも逞しく凛々しさを感じるものがありまし
た。いつもなら見る事の出来ないそんなショウ君の姿に、私はうっとりしながら魅入ってました。
 試合は相手チームが優勢の流れで、息子達のチームはやや後手に回っている感がありました。それでも攻め寄せる相手選手に、息子やショウ君は果敢に挑んでおり、まさに手に汗握る展開が続いていました。
 やがて前半戦が終了し、双方の少年達は一端ベンチへと下がりました。
 しばしの休息とあって、ショウ君はスポーツドリンクを勢いよく飲んでいました。そんな中、ショ
ウ君がこちらへチラリと視線を向けてきました。
 ショウ君と目が合い、私は内心ドキッとしました。我ながらいい年をしてと思いましたが、それは
まるで憧れの男子を応援する少女の様な、何とも懐かしく初々しい感覚でした。
 私達の視線の交わりは一瞬でしかありませんでしたが、ショウ君はどこか気恥かしそうに少し笑みを浮かべながら、私に応えてくれました。
 そして試合は再開され、ショウ君はグラウンドへ戻って行きました。
 そんな中で、私の脳裏には自然とショウ君との密かな戯れの記憶が蘇ってきました。私との逢瀬に溺れていたあのショウ君は、全て幻ではなかったのかと本気で思ってしまうくらい、その時グラウンドを走る彼からは一切の影も感じられず、まさしく何ら穢れを知らない爽やかなサッカー少年そのものでした。
 しかしそんなショウ君のギャップが、私をいっそう興奮させてなりませんでした。そして不覚にも、私は場所もわきまえず股間を熱くさせてきてしまい、密かにショーツを湿らせていたのです。
「ちょっとお手洗いに」
 とても居た堪れなくなった私は、母親仲間にそう伝え、一端その場を去りました。
 
 私は公園隅にある公衆トイレに入りました。
 幸い、中には誰もいませんでした。私は急いで個室へと入り、中から戸を閉めて鍵を掛けました。
 個室の中で一人になると、私は落ち着くどころかますます感情が昂ぶっていきました。こんな公共
の場でという罪悪感を抱きながらも、私は興奮を抑えきる事が出来ず、そのままスカートをたくし上
げて中へと手を入れ、下着を引き下ろしました。
 すでに私のアソコは、すっかり濡れていました。誰かがトイレに入ってこないかと、外部へ耳をし
っかりと傾けつつ、私は自分の濡れたアソコへ指を添わせました。
 一度始めると、もう私は歯止めが利かなくなっていきました。場所が場所だけに、私は自重して最
初は軽く表面を撫でる程度だったのですが、いつしか指の動きは活発になってきてしまい、ついには
割れ目へと指を押し込んでいくといった、大胆な行為へと発展していったのです。
 ますます、私のアソコからは淫液が溢れ出てきました。野外のトイレでするというスリルがあった
ためか、いつもの自慰とは違う、新鮮な快感を私はその時感じていました。
 当然ながらその間、私はアソコを弄りながら、脳裏にショウ君の姿を想い浮かべていました。
「ショウ君・・・ショウ君・・・」
 堪らなくなった私は、自然とそう呼び求める様に声を漏らしていました。
 トイレ内は静まり返っていたものの、それでも向こうのグラウンドからは、試合中の少年達の声や
ボールの蹴られる音などが聞こえてきました。少年達が純粋にそして真剣に試合を戦っている中で、自分はこんなにも淫らな行為に浸っている。そう考えると、私はむしろその背徳感によって余計に股間を熱くさせていきました。
 そういった中で、私の行為はエスカレートするばかりでした。快感は増す一方で、しだいに私の足
腰がブルブルと震えてきてしまい、壁に身体を持たれていなければ、姿勢すら保てないといった状態でした。
 トイレの中で、そのまま私の快感は臨界点にまで達していきました。
「んんっ・・・!」
 絶頂を迎えた時、私は声を押し殺すのに必死でした。
 大きな波が去った後、私はその反動からくる重だるい倦怠感に襲われ、しばらくその場から動けま
せんでした。そしてそのままトイレの個室にて、しばしの余韻に浸りました。しかし快感を得てもな
お、私は満足する事が出来ませんでした。私はグラウンドから聞こえてくる少年達の威勢のいい声に耳を澄ませながら、ショウ君をいっそう求めずにいられなかったのです。

ひとまず落ち着いた私は、内心で湧き起る罪悪感と羞恥心に苛まれつつも、それを隠し素知らぬ顔で皆の所へと戻りました。
 その後、しばらくして試合は終了しました。残念ながら、息子たちのチームは敗
北してしまいました。息子もショウ君も、意気消沈した様子でベンチへと戻って来ました。
 そんな中、私とショウ君との間で再び視線が合いました。
 さっきの勢いに満ちていた時とは打って変わり、ショウ君は試合に負けたとあって、いかにも残念そうで疲れ果てたとばかりの表情でした。
 しかしその時の私にとって、試合結果などもうどうでもいいものとなっていました。トイレでの自慰で一時的な興奮を発散させはしたものの、ショウ君への欲求をいっそう高めていた私は、すっかり大胆な気持ちになってしまったのです。
 私はショウ君に対し、周囲を気付かれぬよう注意しつつ、切実に求める様な熱い視線を送りました。
 すると私の意図を何らしか察したのか、ショウ君は怪訝な表情をしてきました。
 私はそんなショウ君へ、目で合図を送る様にしてその場から立ち去りました。そして再び、さっきまでいたあの公衆トイレへと向かったのです。
 一瞬のやり取りであっただけに、こちらの視線の意味をショウ君は気付いてくれただろうかと、私はさほど自信がありませんでした。しかしトイレへと到着し、しばらくその場で待っていると、何とショウ君が一人でこちらへやって来たのです。
 私達は周囲に人がいないのをしっかりと確かめ、トイレの中へと入りました。

 私はそのまま、ショウ君をトイレの個室へと誘いました。
 そして中から戸を閉めカギを掛けると、もうすっかり堪らない気持になってしまい、目の前のショウ君を強く抱き締めました。
「だめだよ、こんなとこで・・・」
 私の腕の中で、ショウ君は大きく戸惑っていました。
「じゃあ、どうして私の後を追ってきたの?」
「・・・・」
 私の問いに、ショウ君は弁明出来ない様子でした。
「フフ、今日のショウ君、すごくカッコよかった」
「別にそんな事ないよ・・・負けちゃったし・・・」
「ホントよ、とっても素敵だった。だからね、私もう我慢出来ないの」
「おばさん・・・」
 場所が場所だけに、ショウ君も抵抗がある様子でしたが、それでも拒絶を示してくる事はありませんでした。
 ショウ君と身体を密着させていると、さっきまで激しい運動をしていただけあり、学生時代陸上部だった私にとってどことなく懐かしくもある、汗と砂の混じり合った様な匂いがしました。しかし私にとってそれは不快どころか、普段とは違う野性味たっぷりなショウ君に、いっそう欲情を掻き立てられていきました。
 私はそのまま、ショウ君の下半身へ右手を伸ばしました。
 股間へ手を触れると、わずかにショウ君の身体が震えました。
「こんなとこで、もし誰か来たら・・・」
「大丈夫、すぐに終わるから」
 私はそうショウ君をなだめつつ、彼の股間を弄っていきました。
 戸惑ったショウ君の様子とは裏腹に、呆気ないまでに股間は反応をしてきました。瞬く間に、ショウ君の穿くユニホームパンツの布地は大きく盛り上がり、カチンコチンになってしまいました。
 しかしそんな状態に、ショウ君はますます慌てた様子になりました。
「やっぱマズイって、やめようよ」
「へぇ、こんな状態のまま、ショウ君は皆の所に帰るの?」
 あえて私は、そんなショウ君の下半身を見下ろしながら意地悪っぽく問いました。
 ショウ君は顔を真っ赤にさせて、すっかり窮してしまいました。
「おばさんがそんな事するから・・・」
「このまま、最後までするしかないよね?」
「・・・・」
 それ以上、ショウ君が反論してくる事はありませんでした。

 私はショウ君を、壁を背にして立たせました。そしてショウ君の前に、私はしゃがみ込みました。
 そんな私を、ショウ君は緊張と不安の表情で見下ろしていました。
 そのままユニホームパンツを引き下ろすと、すっかり反り返ったショウ君のペニスが、私の目の前に現れました。蒸れていたためか、いつも以上にムンとする男の生々しい匂いが鼻につきました。私は心昂ぶらせながら、ショウ君のペニスをまずは手で扱いていきました。
 周囲を気にしてオドオドしていたショウ君でしたが、私からの刺激にしだいに呼吸を荒くさせていき、彼が確実に興奮を高まらせていくのが分かりました。
 頃合いを見計らい、私はそんなショウ君のペニスを口に咥え込みました。
 するとショウ君の身体は過剰なまでに力んでいき、小刻みに震え出してきました。
 ショウ君へのフェラチオはこれで二回目でした。しかし呆気なく果てて終わった
一回目とは異なり、私はショウ君の硬くて熱いその感覚を口の中でしっかりと感じ
ながら、丹念に唇や舌で刺激を加えていきました。
「おばさん、早く・・・時間が・・・」
 息を荒げながら、ショウ君はそう訴えてきました。ショウ君の様子から、もどかしさと焦りが色濃く伝わってきました。
「こんな私たちの姿、皆が見たらどうなるかなぁ?」
 私はわざと、そんなショウ君の不安を煽る様に言いました。
「やめてってば、シャレになんないから」
「そうよね、さっきまであんなにカッコよかったショウ君が、今じゃこんな事にな
ってるんだもんね」
「お願いだから、こんなとこでふざけないでよ!」
 私としては冗談で言ってるつもりでしたが、ショウ君はすっかり泣きそうな声になっていました。
 そんなショウ君のペニスを、今度は舌先で根元から隅々までゆっくり何度も舐め上げていきました。
 私の舌が表面を滑るたびに、ショウ君のペニスは敏感に反応し跳ねてきました。そしてその頃には、亀頭から先走りの雫が止めどなく溢れ出し、高まっていく射精への衝動に、ショウ君はもう堪らないといった様子で私を見下ろしていました。
 私はそんなショウ君の亀頭部分を、集中的に舌先で刺激していきました。
「あっ・・・!」
 さすがにその部分への刺激は強烈だったのか、ショウ君はビクッと身を震わせ、甲高い声を発してきました。
 さらに私は、ショウ君のペニスを手で扱きながら舌での刺激も続けていきました。
「だめ・・・もう・・・限界・・・」
 しだいにショウ君の腰が、痙攣する様に震え始めました。
 私は再びペニスを咥え、ラストスパートとばかりで口で扱いていきました。
 それにショウ君も応える様に、腰を前後に激しく降ってきました。
「出すよ、おばさん・・・!」
 切羽詰まったショウ君の声に、私はペニスを咥えたまま頷きました。
 そしてその直後、ショウ君の熱い精液が私の口の中で一気に放たれたのです。

 その後、状況的に長居が許されなかったため、私とショウ君はすぐにトイレから出ました。その場でショウ君とは別れを告げ、私はグラウンドへ戻る彼の背を見送って帰宅しました。
 私達のスリリングな逢瀬は、幸い誰にも気付かれる事はありませんでした。


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