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兄はカメラを持って車内を探検しに行った。
残る僕と香織ちゃんは退屈していたが、香織ちゃんはおニャン子クラブのトランプを出して2人でババ抜きを楽しんだ。
香織ちゃんは、おニャン子クラブの薄緑のシャツに白いミニスカートを穿いていた。
トランプをしていると、香織ちゃんはあぐらをかき始め、パンツがチラチラ見えていた。
薄暗い車内で何とか見えたのは薄いピンクのパンツだ。
京都を過ぎ、時刻は午前1時を回ると流石に小学生も眠くなる。
ゴトッゴトッと軽快なレールのジョイント音は眠気を誘うのか、香織ちゃんはトランプしながらウトウトしていたので、僕は香織ちゃんの肩を揺さぶり、
「寝るなら横になりな」
と言って、トランプをやめてベッドに寝かせた。
カーテンを閉めれば個室になる。
スカートが少し捲れてピンク色のパンツが見えた。
生唾を飲み、少しぐらいいいやろと、スカートを直す素振りを見せ、パンツを覗いた。
年頃の僕にはそれだけでは足らず、ピンクのパンツを少しずらすと香織ちゃんの縦スジが見えた。
まだ毛は生えてないんや…と足を少し広げ、指で縦スジを広げると赤々と貝のような感じがした。
それから少し汗ばむのか、湿っぽくなった。
顔を近づけると女の子特有の体臭と言うか、石鹸の匂いがした。
僕は舌を延ばし、ゆっくりと縦スジにそって舐める。
少ししょっぱい味がしておしっこの匂いがした。
ぬるぬると濡れる様子ではなかった。
人差し指を入れようにも入らないが、ズブズブ入れようとすると、香織ちゃんは痛そうにしたのでまた舐める事にした。
両脚を上に上げ、柔らかい太腿に頬をスリスリする。
左脚のお尻の付根辺りにホクロが2つある。
それからおまんこを広げるとヌルヌルしてきて、香織ちゃんは少し吐息が荒くなった。
(ほんま、眠っとんか?)
僕のチンポからもヌルヌルと液が出ていた。
しかし、当時の僕はこれ以上どうしていいか分からず、とりあえずその場でオナニーをするも、すぐにパンツの中で射精してしまった。
香織のパンツを戻し、列車が米原に停車する前に自分のベッドに戻った。
翌朝、横浜到着の車内アナウンスが始まる時に母親から起こされた。
「そろそろ起きて、着くで」
隣のベッドからカーテンを開けてきた香織ちゃんが、
「おはよう」
と欠伸しながら僕に
「ごめん、あたしいつの間にか眠ってたわ」
と言ってた。
朝日を浴びながらビルの谷間をゆっくりと進む列車は、定刻より30分遅れて東京に着いた。
その日は筑波万博を見たが、凄い人出!
外国人がこんなに居るのも初めてやった。
翌日は東京ディズニーランドだったが、ここでも凄い人出。
両親とはぐれて香織ちゃんとお兄ちゃんと僕、3人でアトラクションで楽しんだ。
15時に何とか両親と合流し、大阪に帰る為にバスで東京駅に向かった。
しかし、香織ちゃん一家は東京の従兄弟に会う為、東京駅で別れた。
「先に帰ってるで、13日は2人で市民プール行こうな」
と言い、ひかり号博多行に乗った。
香織ちゃんも嬉しそうにえくぼを見せてくれた。
それが香織ちゃんと最後の別れになると誰が予想したやろか。
香織ちゃん一家を乗せた日航機は、大阪国際空港に降りてくる事は無かった。
母親がテレビに向かって号泣していた事は今でも鮮明に覚えてる。
毎年、夏になると香織ちゃんと市民プールに行く約束を思い出す。
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