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それで私の彼にそのことを話し、一度だけでいいから、私の望みをかなえてもらえないかと懇願しました。さすがに彼は戸惑いました。が、私の真剣さに根負けした形で、一度だよと念をおして今日、車で私といっしょに先生の家にやってきたのでした。
私は正直に彼を連れてきた理由を先生に話ました。先鋭な進歩思想の持主の先生は、ためらうことなく私の申し出をうけてれてくださいました。
1時間後、私たちは先生の広い寝室にいました。
ぶ厚い絨毯に、豪華そうなカーテン、アンティックな家具類にとりまかれた中で、先生はベッドにあがり、彼をまちうけました。私はそばに椅子を置き、これから展開するできごとを、しっかりと目に焼きつけるつもりでいました。
彼は着ている物をぬいで、トランクス姿になり、先生の横にあがりました。先生はやせてはいても、胸などは高くもりあがり、また腰なども豊かにはりだしています。いままで未婚をつづけてきて、そして同性との愛によってそのような張りと、ある種の色気をたもちつづけているのでしょう。
彼が先生に口づけをかわしました。先生は異性とのキスに、どこかぎごちなく応じました。彼は抱きながら先生の太腿をなでさすりました。私は先生が、異性からうける愛撫にどのように反応されるかをみたかったので、彼の愛撫がしだいにはげしさをますのに目を大きく見開きました。
先生の表情がようやくかわりはじめたのは、彼がいつまでたっても乗ってこない先生をみて、おもいきって彼女の股のあいだに顔をつけ、すでに下着をぬがしてある秘所に、舌をはわせだしたときからでした。先生は胸をそらし、荒い息をつきだしました。ときおり膝がピクリとふるえました。彼はなをもつよく舌をはわしました。そして指先を先生のなかに指し入れ、最初はゆっくりと出し入れしだした手を、だんだん早く出し入れするうち、先生の口からうわずるような声があがりはじめました。頃合いとみて彼が、先生の上体をおこすと、両足をひろげて自分の膝の上に乗せました。そして太腿を腰の両側にかかえて、じぶんの太く硬直した肉を先生の下腹部につきたて、体重をのせながら奥深くまで突き入っていきました。それからの30分あまりのあいだ、先生は髪をふりみだし、背をそりかえらせて喘ぎつづけておられました。なんども下腹部が小刻みにふるえ、その身がのびあがっては彼に身をもたれさせるところから先生が絶頂に達して落ちられるのがわかりました。
こうしてS先生に男性から性愛の歓びを知ってもらえたことで私は心から嬉しく思いました。ただ、彼と先生との激しすぎる交わりに、穏やかならないものを感じないわけにはいきませんでした。
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