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そうした環境で過ごしていたある日、スクールの授業終わりにみんなでワイワイしたいねという話になり、近くの居酒屋の一室を押さえ、飲みに行くことなりました。
参加人数は10人ほど。私は飲み会の雰囲気自体は好きですが、お酒には一切興味がないのでウーロン茶を頼み、いつもよりも陽気になったみんなの姿をみて楽しんでいました。
料理も一通りでてきて2時間ほどが経過したころ、そろそろお開きにしましょうかということになり店を出ようとしたのですが、出口のあたりで後ろから服の袖口をちょんとつままれました。
振り返ると、顔を赤らめて目が少しトロンとしたTさん。
「酔っちゃってフラフラだから迷惑じゃなかったら家まで送ってもらえないかな?」と耳元で言われ、家もそれほど遠い場所ではなかったのでまぁいいかなと送ってあげることにしました。
住居からの最寄駅は同じだったので電車に乗り込みそこへ向かい、その日のみんなの笑い話をしながらTさんの家へ行きました。
Tさんの自宅はマンションだったので、部屋番号がわかるようなところまでいくのはどうなのかなと思いマンション前であいさつをして帰ればいいだろうと考えていたのですが、いざその場になるとTさんは「さみしい・・・気持ちが落ち着くまで○○君に一緒にいてほしいの。おねがい」と急に泣き出してしまいました。
正直困り果てましたが、仕方ないので家の前まで連れて行って、息子さんなり旦那さんに引き取ってもらおうと思い、肩をささえて部屋へ。
「はい、ここですよね。つきましたよTさん。インターホン押すんでちゃんと説明して誰かにでてきてもらってくださいよ。」と声をかけると、Tさんは無反応のままバッグから自宅のキーをだしてドアを開けだしました。
あれ?と思っていると、「旦那は単身赴任、息子は寮。なんでここまできてもらったかわかるよね?」とじっと目をみつめてきました。
そして急な出来事に動揺していた私の手をひいてTさんは半ば無理矢理自宅へ連れ込もうとするのです。
最初は抵抗していたのですが、Tさんは一切引いてくれる気配はなく、強引にキスされ、玄関で押し倒されました。
正直そういう目でTさんをみたことはなかったのですが、綺麗目なほうだとは思っていて、ここまでされたのだからもうどうにでもなればいいと逆に自分からTさんに覆いかかるようにしてその場でコトに及びました。
いまになって冷静になるとなんてことをしていたんだと考えるのですが、当時は若くて大学も理系でほとんど女性と関わりのなかった自分にとって、こうして求めてくれる存在がいたことはある種の心のやすらぎになっていました。
これが私が体験したエッチな体験談です。
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